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2017年6月6日火曜日

岩上神社(京都府舞鶴市)


京都府舞鶴市寺田

岩上神社(舞鶴市)

寺田地区の産土神。

岩上神社(舞鶴市)

石垣を積んでいるというわけではなく、自然の石灰岩の上に社殿を建て、階段を敷設している。

岩上神社(舞鶴市)

岩上神社(舞鶴市)

京都新聞の記事『岩石と語らう 133 岩上神社』(1999.6.22)で当社が特集されている。

同記事によれば、2億年以上前の石灰岩層が露出した大きな岩塊の上に社殿を建てたのが岩上神社で、由来は不詳ながらも、一説には神社の裏山に中世築かれたという寺田城の守護神だったともいわれる。

ほかにも、大事なものをなくした時に神頼みをすると必ず見つかったという話(いわゆる民俗学でいわれる膳貸し伝説)や、産後の乳の出を祈願する信仰があったと伝えられる。
石灰岩という白乳色でふくらみをもつ岩質が、乳の出の信仰につながるのだろうか。

二つの川の合流点近くに立地するという山裾の自然環境も、信仰の要素とは無縁ではないと思う。


2017年5月26日金曜日

大岩神社(京都府福知山市)



京都府福知山市大江町毛原

毛原地区の氏神である。

元不甲道(もとふこうどう。元普甲道)という、丹波の大江から丹後の宮津に通じる古道があり、大江山越えをする際の主要道として、古くより数多の人の往来があったとされる。

単なる街道としてだけではなく、中世には普甲寺という一大山岳仏教寺院が栄え、その参詣道としても盛んに利用された。
現在、その場所は不明ながら、普甲寺の近くには延喜式内社の不甲神社もあったと推測されている。

その元不甲道の途上、毛原峠の南に鎮座するのが大岩神社である。
社号の由来となった岩塊が燈籠・鳥居と共にまつられており、「岩神さん」と呼ばれている。

周辺はよく擦り減った石畳の道が残っており、鬱蒼とした峠道の雰囲気とあいまって、中近世当時とほぼ変わらないであろう空気感を今に伝えている。

大岩神社(毛原)


大岩神社(毛原)